先輩インタビュー

OPE室 主任 Yさん

たくさんの学びをみんなで共有して、
質の高い看護を提供したい

当院に新卒で入職して、今年で11年目になります。入職した直後は6階の外科系病棟に勤務していましたが、半年後に手術室へ異動となり、それ以来ずっと手術室に勤務しています。私が当院への入職を決めた理由は、1つは当院が二次救急病院だったこと、もう1つは出身地に近いという立地でした。

私はもともと、外科系や急性期の看護を学びたいと考えていましたので、現在の手術室勤務は私の希望通りの配属先でした。実際に手術室での勤務を始めた新人の頃を思い出すと、「分からないことが分からない」という毎日だったと思います。もちろん、自分が独り立ちするまでは先輩方が一緒に手術についてくださり、マンツーマンでたくさんのことを教えていただきました。しかし、手術室での勤務は、それまでの学校での座学や、病棟での実習とは大きく違います。今まで見たことの無い手術機器を覚えることから始まり、手術の流れ、医師との呼吸など、覚えることがたくさんあります。そんな中で自分にとっての支えとなったのは、「何にでも興味を持つ」ことだったと思います。疑問を持つから理由や理屈を知りたくなり、これらを理解することで自分の知識として蓄えられていく、そんな新人時代を過ごすことができました。
今でも覚えていますが、私が一人で手術の介助を任されたのは、緊急での虫垂切除術でした。「じゃあそろそろ一人でやってみようか」と先輩に言われ、ドキドキしながら直接介助として手術につきましたが、終わったときの達成感や、「一人でできた」という満足感は、現在でも私の原動力になっています。

私は、スタッフとして当院の変化を見てきました。手術室だけを見ても、診療科が充実するとともに実際の術式も増えましたし、以前から変わらない診療科でも術式が高度になるなどの変化もありました。現在では、外科(主に消化器外科)、整形外科、呼吸器外科、泌尿器科、眼科、脳神経外科、心臓血管外科、口腔外科などの手術が行われています。緊急手術も多く、消化器外科ではイレウスや急性虫垂炎などの手術、脳神経外科では慢性硬膜下血種やクモ膜下出血などの手術の件数が多いでしょうか。新しい術式も増えていますので、勉強の毎日です。

11年間というと長いようですが、人間関係や職場環境が自分に合っていたのだと思います。主任になったことで、それまでのプレイヤーとしての自分から、視点を大きく変えてスタッフの気持ちを考えるようにもなりました。
当院は、看護師として仕事をしやすいだけではなく、知識や技術をより向上させたい人でも、多くのことを学べる環境です。また、この数年間で男性看護師は増えています。部署が違ってもみな仲良く、それぞれの場所で成長ができています。男性看護師が、もっと増えてくれると嬉しいですし、手術室勤務を希望する方にも来ていただきたいです。手術室勤務は経験者の方が早くなじんでいくと思いますが、未経験でも教育体制が整っています。私たちと一緒に、大きく成長していきましょう。