先輩インタビュー

新人 Kさん

「コミュニケーション」を大切に、
患者さんに寄り添える看護師をめざします

4月に入職したばかりの1年目の新人です。工業系の高校を卒業し、看護専門学校に通いました。高校は男子ばかりだったので、専門学校では環境ががらりと変わりました。父母が鍼灸師で日頃から仕事の話を聞いていたこともあり、医療には興味がありました。最初は理学療法士という仕事も考えましたが、いろいろな「疾患」にも興味があったので看護師の道を選びました。そして、当院は総合病院で、施設がキレイなところも私の就職先選びのポイントとなりました。

現在は、第一希望でもあった8階の整形外科病棟で働いています。整形外科は、周手術期の患者さんが手術を受けた後で回復していく様子が、毎日のケアの中でもはっきりと分かるケースが多いと考えていました。そういった過程の中で患者さんと関わっていきたいと考え、整形外科病棟を希望しました。実際に働いてみて、私はもともと患者さんと話をすることが好きなこともあり、患者さんと話せる機会が多い今の職場はとても楽しいです。
現在の病棟は、骨折が原因で治療を受けている、高齢患者さんが多い病棟です。高齢の患者さんにとってリハビリは辛いことですが、前向きにフォローすることで患者さんが歩けるようになったり、活動範囲が広がったりするのをみると、とても嬉しい気持ちになります。患者さんが自分の足で歩けるようになることが一番ですが、寝たきりになるよりは、車いすでも活動範囲を少しでも広げていくことで合併症予防にもつながります。患者さんにとって「最善の方法」を、看護師としてサポートできるようにしていきたいです。

私は看護師になって半年間、まだまだこれから学ぶことはたくさんありますが、患者さんの「辛さ」を理解し、本当の意味で患者さんに寄り添える看護師になれるよう、頑張っていきたいと思います。今後は整形外科だけでなく、消化器外科など他の病棟でも周手術期の看護を学びながら働いてみたいです。

私自身はまだまだ先輩方に質問することも多いですが、先輩方はいつもやさしく接してくださり、分からないことも聞きやすい環境です。後輩のことをよく見ていてくださるので、慣れない自分でも安心して仕事ができています。これは新人看護師にとって、とても大きな安心につながると思います。
また当院には寮も完備されていて、アクセスもよいので、地元ではない方でも働きやすい環境です。気になる方は一度足を運んでみてください。きっと、「病院内の雰囲気が良いなぁ」と、感じていただけるのではないかと思います。