あなたに合った働き方で
看護師としてのスキルを
磨きましょう
以前の勤務先では外科病棟に勤務しており、当院でもまずは外科病棟に配属されました。数年前に外科病棟の師長となりましたが、2024年の3月に外来師長となりました。
「外来看護師」としてのスキル
病棟看護と外来看護の大きな違いは、患者さんとの一期一会の関係をいかに築いていくか、ということではないでしょうか。病棟勤務と比較すると、患者さんと話す時間も短く、少し寂しい気がするかもしれません。
一方で、外来とは病院の顔でもあります。外来の患者さんは、辛い状態の中で受診されていますが、待ち時間の一瞬で病院に対するイメージを抱きます。いかに患者さんの不安を最小限にできるかが、看護師の腕の見せ所ではないでしょうか。
私は外来師長として、常に外来全体での看護師の動きを見ています。スタッフの人数が少ない時は特に、看護師の目が行き届いていないところは無いかを気に掛けるようにしています。辛そうにされている患者さんには声をかけ、今の姿勢のままで待てるか、話すことは苦しくないかなどを確認します。患者さんに多くを語らせるのではなく、様子を見ながら察知することも看護師としてのスキルです。
また、その日の受診目的とは違うところの具合が悪い場合は、すみやかに別の診療科へと橋渡しをすることもあります。医師には伝えにくいこと、病気や生活に対する小さな愚痴でも、「この人なら聞いてくれる」という感覚が患者さんにとっては嬉しいのだと思います。患者さんからの小さな訴えに耳を傾けることも、外来看護師としてのスキルなのだと思います。
病院全体で、さまざまな「働き方」をサポートします
外来は定時で終わることが多いのですが、時間が決まっているからこそ、安全にチームワーク良く物事を進めていくことが大切です。当院の外来は勤務場所が離れているところもあり、出勤時間にもバラつきがあるため、全員が顔を合わせる機会がとても少ない職場でもあります。私は患者さんと同様、スタッフにも少しでも多く声をかけていくようにしています。
当院は立地も良く、教育体制も整っています。中途採用の方や子育て中でフルタイム勤務が難しい方も、向上心があれば病院全体でバックアップしてくれます。外来希望の方は私が働き方をサポートします。ぜひ当院で、一緒に成長していきませんか?